ようこそ 有難うございます

 久々の雨降りでしたが、それ程温度が下がらず過ごし易い
日でした。道路端の漆の木は真紅色に染まり、まだ青木の
有る中で一段と映えて「秋」をしっかり告げてくれている
ようです。

           寒晒し粉
 本日は商品説明ではなく、サービスのご紹介を
させて頂きます。
 木曽福島の興禅寺のご住職様は、久々にお越し
いただき「ろくろ祭がくるから」と言って寒晒し粉
を沢山持って来てくださいました。
 「寒晒し粉」とは,年末に各檀家さんのお戒名の
前に、餅をお供えされるようです。以前にその様子
を拝見した事が有りますがそれは見事な程に綺麗に
並んでいます。そのお供えの餅をおろしてから硬いのでハンマーで割り、一部屋ガンガンに夏の陽気になるまで温度を上げて、扇風機をかけ「手」で粗い粉にするようです。その粗い粉を晒しの袋に入れ、5月~6月頃まで軒下で乾燥し、その粗い粉を又機械で何回も細かい粉にされるようです。
 そのようなお手間のかかった尊い粉をいつも頂戴しては、お客様のおもてなしのお茶請けにさせて頂いていますが、今日も又沢山頂戴したのです。「こんなに沢山頂戴すれば気楽にお客様に食べて頂けるね」と、無くなる頃に持ってきて下さるので、感謝と共に喜ぶスタッフでした。明日はその寒晒し粉で作った、お汁粉やお団をご紹介致します。

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