ようこそ 有難うございます

 晴れ間を見せないまま雨降りになって
しまいました。一雨毎に深まりゆく秋は寒さを
つれて来ますので、なんとなく心寂しく思いますが、
この日本の四季のお陰さまで美しい木目が出る
原木との出会いがあり「木」の仕事をしている
私どもにとっては感謝のほか有りません。

  「木」のハンドバック制作者
漆をかけた丸いお皿に穴を開けて、牛皮を細く
切り縫い合わせる作業、まるで私たちは糸と針で
布を縫うかのように、手際よく縫ってゆく作業は
見事なものです。
 裏にも皮を張り皮で持ち手を作り、大変な作業
ですが本人いわく「楽しくてしょうがない」との
こと。「木」を大好きで大工さんになりたかったが
なぜか教師になっていたようです。趣味は高じて
今では「木」と「皮」のコラボレーションで素晴らしい
匠の技の職人さんです。
先日は白木地のバックをご紹介しましたが、漆をかけたバックは沢山出来上がりました。

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