黒柿の抹茶椀。
先代 小椋榮一の作品です。
轆轤(ろくろ)で挽いたものは、
真円のものしか出来ません。
が、
あえて、生木の時に挽くことにより
木が自然に乾ききった時、
このようにいびつな楕円に仕上がります。
黒柿の黒と
この曲線が、
とても動きのあるものになります。
茶席で映える美しさと、
手にとったとき
ほんのりと感じる人肌のぬくもりと、
木肌の優しさと―。
とてもとても大好きな抹茶椀です。
この度、
お陰様に、お嫁入りが決まりました。
我が家では最後の姿となります。
![](https://v1.yama.to/diary/data/2012_11/1106.jpg)
黒柿の抹茶椀。
先代 小椋榮一の作品です。
轆轤(ろくろ)で挽いたものは、
真円のものしか出来ません。
が、
あえて、生木の時に挽くことにより
木が自然に乾ききった時、
このようにいびつな楕円に仕上がります。
黒柿の黒と
この曲線が、
とても動きのあるものになります。
茶席で映える美しさと、
手にとったとき
ほんのりと感じる人肌のぬくもりと、
木肌の優しさと―。
とてもとても大好きな抹茶椀です。
この度、
お陰様に、お嫁入りが決まりました。
我が家では最後の姿となります。