先代の50代の頃の作品が、
何十年ぶりかに里帰りしてくれました。
ホヤ杢の銘々皿と欅の盆。
じっと手にとっていると
その形の隅々にまで
先代の想いが残っているようで…
あの時のように
愛おしい眼差しで
ゆっくりと
その掌(てのひら)で、
その指先で
木と会話をしているように
撫でているような気がしてきて…
ずっとずっと触れていたい、
そんな気持ちにさせられました。
その夜、
懐かしくて
会いたくて
久しぶりに深酔いしました。
貴重な再会をさせてくださった孝さん、福間さん。
本当に、
本当にありがとうございました!